人財と組織の育成を支援する「合同会社5W1H」のニューズレター

「納得できるように、物事を主体的に変えていく力」を持った人・組織こそが、「意義深い人生を送る能力」を持った人(から成る組織)であり、「贅沢さとは異なる豊かさを享受し、QOL(人生の質)向上を実現する能力」を持った人・組織である

2012-01-01から1年間の記事一覧

「影響力の輪」の内側 or 外側?; 「知識―○識―△力」?(第130号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は、前号「欧米の人財育成を学ぶのは、欧米のマネをするためではない」で省略していた箇所(「人財育成に関する実力は、優れた『手法』の開発・標準化に限らない!」と書いていた部分)…

欧米の人財育成を学ぶのは、欧米のマネをするためではない(第129号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は、「欧米の人材マネジメント」に関心をお持ちの方からいただいたメールに触発されて考えた事柄について、ニューズレターを購読してくださっているみなさまにシェアしようと思います。 …

正解がある時代には 「○○は必要か?効率的か?」が有効だった…(第128号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 11月1日に弊社Facebookページに投稿した記事:「グローバル人財」の「信頼性」と「信頼感」について、直接お目にかかった複数の方から賛同の声をいただけたので、今回は、これに絡んだ話をご…

事例概説: 英語を話し、マラソンを完走し、あの彼と親密になりたい(第127号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日、第116号「対症療法に飛びつかず、総合的な『診断』を重視して結果を出す!」などでご紹介した、「毎回10分や15分で解決策を出すよう強制されたら対症療法に飛びついてしまう」というコ…

「正解がない」のではなく「適切な問いがない」? 鉄道と四輪駆動車 (第126号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は、「唯一最善解がない時代」「正解がない時代」といった表現が指すものについて考え、それにどう対処すれば良いのか、「自分たちの認知バイアスを排除し、継続的・予防的にプロジェク…

「場数」の踏み方;「経営判断」としての人財育成(第125号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 前号では、本来の意味からすると、「研修」とは次のようなものではないか?という、今の私の考えをご紹介していました。 「わかる」レベルで終わるものは「研修」と呼べず、「できる」レベル…

あなたの組織にとって、○○研修とは「何のための手段」か?(第124号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 企業研修担当者とお話をさせていただくと、同じ「研修」という言葉を使っていても、互いに異なる内容・意味を持たせて話していることに氣づくことがあります。何かの集まりでも同じような状…

米国国民総生産の3割? マクドナルドかリッツ・カールトン・ホテルか?(第123号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 前回は、「教養醸成の会」(CGG)の第3回テキストとして用いた「ガリレオの指」の話を発端に、【 「効率至上主義」や「努力に逃げる」のは卒業しませんか? 】と題して、 「事象」や「環境」…

「効率至上主義」や「努力に逃げる」のは卒業しませんか?(第122号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日開催した「教養醸成の会」(CGG)では、「ガリレオの指」というテキストを扱いました。日常生活を、普段とは違った視点から見直すのに役立つ情報が多かったので、上限がA4×2枚の「学習レ…

「組織の問題」=「コミュニケーション不全」!?(第121号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日配信した「号外」では、リマインド・シリーズのモニター受講者募集のご案内を差し上げていました。 一部再掲 ■マネジャーの「徹底的コミュニケーション」学習プログラム:「リマインド」…

経験学習:「体験」を「経験」に変える「概念化」(第120号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は、「視座を高め、視野を広げ、視点を適切に選ぶ力を育みたい人のための『教養醸成の会』(CGG)」について別の角度から補足しておこうと思います。 ※第1回目CGG開催後、学習仲間に提出…

申込時の「同意事項」の裏側:オープン・イノベーションと知的財産権(第119号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は、先日のセミナーに参加されたTさまからメールをいただいたことをきっかけに、弊社主催の各種セミナー・イベントには、「5つのルール」に同意していただける方にのみご参加いただける…

ドラッカー「マネジメントとは、教養である」;東大・東工大でも「教養」(第118号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 前回のニューズレターで、「なぜ今、『重要』だけれど『緊急』とは思えない『教養』を高める会なのか?」「『独学』との違いについて、もう少し詳しく教えて欲しい」などといった質問を踏ま…

専門分野「以外」で問題が生じる;日本人は「相互啓発」が弱い(第117号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 ニューズレターをご購読いただいているみなさまには、一足早く「号外」で、「視座を高め、視野を広げ、視点を適切に選ぶ力を育みたい人のための『教養醸成の会』」 (以下、『CGG』と…

対症療法に飛びつかず、総合的な「診断」を重視して結果を出す!(第116号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 最近、ビジネスで引用されることの多いジョン・パターソンの言葉に、次のものがあることを知りました。 「ビジネスで成功するためには、あなたが見ているのと同じように、他の人々に物事…

優れたリーダーは、コンテンツに加えて「○○」と「○○」が聴ける!(第115号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 前回のニューズレターでは…「多様性と統一性の両立に役立つもの」、「実務を通したマネジメント・スキルの習得(≠知識の獲得)を効果的・効率的にするもの」が、「合同会社5W1H流コ…

「多様性」と「統一性」を結びつけるもの(第114号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 経営者や、人事や労務といった仕事に携わっている方が使う「ダイバーシティ」(多様性)という言葉について、私は以前から違和感を覚えていました。たまたま、昨日もその話が繰り返され…

「やらない」理由としての「才能」(第113号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 私は、「民間企業・NPO(非営利組織)・政府での就業、独立・起業、社会人になってからの博士号取得などを経験した者」として、転職・就職・進学・人事異動などについて関心のある方に向…

「イノベーションのDNA」と、専門領域に依らない「質問力」(第112号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 先日配信した号外では、経営学書として異例のベストセラーとなった、「イノベーションのジレンマ」の著者である、クレイトン・クリステンセン教授の新刊、「イノベーションのDNA」で…

フレームワークには2重の意味;「自分観・世界観」の歴史(第111号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 前号「鬼が金棒に振り回されていないか?;どの分野でビスポーク?」で、「いざという時に頼れる、普段使いの愛刀」=「フレームワーク質問力」と書いたところ、「フレームワーク質問力…

鬼が金棒に振り回されていないか?;どの分野でビスポーク?(第110号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1H代表の高野潤一郎です。 2012年も最初の月が終わり、平常モードでお過ごしのことと思いますが、弊社ニューズレターとしては本号が今年初めての配信となります。2012年最初の月は、どのような取り組みに注力され…