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人財と組織の育成を支援する「合同会社5W1H」のニューズレター

「納得できるように、物事を主体的に変えていく力」を持った人・組織こそが、「意義深い人生を送る能力」を持った人(から成る組織)であり、「贅沢さとは異なる豊かさを享受し、QOL(人生の質)向上を実現する能力」を持った人・組織である

「どうしても…」「やっぱり…」が頻出? 「思考の生活習慣病」は大丈夫ですか?(第146号)

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こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。

50年間以上に渡って、「日本人の3大死因」として「悪性新生物(ガン)」、「心疾患(高血圧性を除く)」、「脳血管疾患」が常に上位を占め続け、これらが「生活習慣に起因する疾病」であることが知られています。 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室のウェブサイトには、「日本人の3分の2近くが生活習慣病で亡くなっている」との記述があるくらいなので、食習慣・運動習慣・飲酒・喫煙・休養など、「身体面の健康」に関しては意識される方も増えてきているのではないかと思います。 では、ご自身の「慣れ親しんだ思考パターン」(…物事の「解釈」や「評価」、「思考」の生活習慣)などについては、どの程度認識され、より望ましいものに調整されるよう、心掛けていらっしゃるでしょうか? 今回は、この辺りの話についてご紹介してきたいと思います。

 

大脳の使い方を自分で選ぶ

神経衰弱になる野生のタヌキや、自律神経失調症の野ネズミはいません。 一方、大脳が発達して「考える力」を手に入れたヒトは、考える力を望ましくない方向に用いて、必要以上に不安になったり、悩んだりすることで、自分の身体に悪影響を及ぼす場合があることが知られています。 こういった話は、「ヒトは、大脳で想起・想像した内的世界の物事と、実際の外的世界の物事の区別がつかない」、「大脳で想起・想像した物事に応じて、化学物質の製造・分泌など生理的・電氣的な反応をはじめとする種々の変化が起こり、ヒトの身体に実質的な影響を及ぼす」と解釈されています。 

あなたは、同じ病氣にかかった人でも、取り越し苦労で悲観的なことばかり考えている人の快復が遅く、「こんな病氣に長いこと関わっていられるか!とっとと元氣になって○○するぞ!」なんて話してばかりいた人の快復が早かったといった事例に遭遇したことはありませんか?

生まれつき、神経過敏で心配性の人などいません。 生まれたばかりの頃は、誰でも白紙のまっさらな状態なのに、年齢を重ねるにつれて無自覚の内に「望ましくない思考パターン」(思考の生活習慣病)を強化する人が出てくるわけです。また逆に、物事の真・善・美や感謝できる側面を見つけようとする考え方を意識的に選ぶうちに、自分・人間関係・周囲の意欲などに好循環をもたらす「望ましい思考パターン」で豊かな人生を送る人も出てくるのです。

人間は、悩んだり苦しんだりするために生まれてきたわけではないと思いませんか? 健全な心を持って、生き甲斐のある人生を送ろうとするなら、「望ましい思考パターンを手に入れ、精神的にのみならず、身体的にも、外的世界にも好影響を及ぼしていこう!」とするのが、食事や運動の習慣に配慮するのと同じように大事なことなのではないでしょうか?

 

「慣れ親しんだ思考パターン」が、
無自覚の「クチグセ」などに現れている!

では、どうやって望ましい思考パターンを手に入れればいいのでしょうか? 弊社では、「自分のパターンに氣づき、望ましくないものを排除し、より望ましいものに変更する」ことをお勧めしています。それにはまず、図表1の「学習の4段階」を踏まえて、無自覚のことが多い「自分の思考パターン」(…何を変えればいいのか?)に氣づくことが必要となります。

「無意識、無能力」(知らないし、できない)
    ↓
有意識、無能力」(知っているけど、できない)
    ↓
有意識、有能力」(知っていて、意識すればできる)
    ↓
無意識、有能力」(意識していなくてもできる
…歯磨き、自転車の運転など

図表1:「学習の4段階」(ニューズレター第125号より再掲)

では、どうやって自分の思考パターンに氣づけばよいのでしょうか?  最も簡単な例は、自分の言語パターンに氣づくこと、身近な人に自分のクチグセを教えてもらうことです。

詳細は、10月17日が申し込み締め切りの次期「合同会社5W1H流コーチング学習プログラム」(以下、CLPと略)でお伝えするのですが、ここでは「フレームワーク質問力®」(以下、FQと略)でお伝えしている内容の一部を下記でご紹介しておきます。

「どうしても…になってしまう」を頻発している→自分が影響力を及ぼせる範囲の外側で何かが起こっているので、私にはどうしようもできない。≒「責任の所在を明らかにしようとするのが大切」だと考えており、その上で「その事態の責任は、私にはない」(他責)と理解してくださいね、というメッセージを発している。

「やっぱり…」を頻発している→本来は、「さまざまな可能性などについていろいろ吟味を重ね、どう考えてもやっぱりこうなのだという場合に使う言葉」にも関わらず、その多様な選択肢についてはまったく触れずに、いきなり「やっぱり」を連発する≒周囲の情報に乗り遅れることを恐れて周囲に迎合している可能性が高い。また、表層的な事象にばかり意識が向いて、観察力やクリティカル・シンキングを活かして事象の本質を見極める力が衰えている可能性も高い。→いずれの場合も、相手から信頼できる人物とは見なしてもらいづらい。

CLPやFQでは、例えば上述のような事例の紹介などを踏まえて、自分あるいはコミュニケーション相手が無自覚で用いている言語パターンの背景にある、「慣れ親しんだ思考パターン」(思考の生活習慣)を推察すること、また、それに応じて適切な質問を選ぶことなどについて学んでいきます。

図表1の「学習の4段階」といった話もあるので、知識を得ただけでは、「無意識、有能力」段階に到達できません。 【 数多くの対人演習と濃密な振り返り 】を繰り返して学んでいくプロセスが、「思考の生活習慣病対策」になっているのだと思ってください。 概ね、「何か新しい事柄を『体得』しようとする学習」の効果はジワジワ顕在化してくるものですが、以前とは比べ物にならないくらい「格段に丁寧に、相手の話を聴くようになる」といった変化のように、中には、CLPの第2日目やFQの受講直後から傍目で見ていてもわかる変化もありますので、CLPやFQの受講予定の方は楽しみに期待していてください!

CLPやFQの受講が待ちきれない方は、上述の例を踏まえて、下記のような言語表現、思考の生活習慣病が身近で蔓延していないか、こういった表現を用いる人・部署は、どんな思考パターンに慣れ、どんな価値観・信念を持っているのか、(周囲の人たちと一緒に)考えてみてくださいね。

「社長が言ったから…」
「競合他社が導入したから…」
「現在入手できている情報だけで、責任ある判断は行えません」
「現状からかけ離れた仮定の質問にはお答えできません」

 

無自覚の表現の背景に、
イノベーション創出の種となる「前提」あり!

これまでのニューズレターでは、例えば第143号「『対症療法の繰り返し』で事態を悪化させないためには『問題設定』が重要」のような形で、繰り返し、CLPやFQで「問題設定」を重要視していることをお伝えしてきています。

この問題設定を適切に行うために役立つことの1つが、「相手の無自覚の言語表現から、『慣れ親しんだ思考パターン』や『前提』(暗黙の条件)などに氣づくこと」なのです。(…最近のニューズレターでは、「図解」の話もしていましたね。) 「改善」レベルに止まらず、「イノベーションの創出」を目指すようなレベルの成果(目的達成・問題解決・意思決定など)を目指すのであれば、「自分の思考パターンを把握し、すぐにわかったつもりにならず、安易な結論に飛びつかず、特定の手段に固執せず…」といったコミュニケーションを相手との良好な関係を維持しつつ行えるようになること、すなわち、「対人スキルとクリティカル・シンキング」の両方を磨いていくことが大切だと考えています。

こうした考え方に基づいて構成し、提供させていただいているのが、合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」(CLP)(…次期の申し込み締め切りは10月17日!)であり、「フレームワーク質問力」(FQ)[ 法人向け ] [ 個人向け ] となっています。

直接の利害関係にない相手との対人演習を通して、「慣れ親しんだ思考パターン」(解釈・評価・思考の生活習慣病)を自覚することができるような内容です。 コミュニケーションを行う上での、「単なるスキルの向上を目指す手段」に止まらず、「思考の生活習慣病予防の方策」、さらにそれを推し進めた「精神修養の道」の1つとして、合同会社5W1H流コーチングおよびフレームワーク質問力®を捉えていただるようであれば幸いです。 向上心旺盛な仲間と一緒に楽しみながら、より望ましいコミュニケーションが図れるようになっていきませんか? CLPでは、【 最初の2日間への『お試し参加』 】枠もご用意いたしましたので、関心をお持ちの方はこちら分割払いもあります)から、詳細をご確認なさってみてください♪

さて今回は、健全な心を持って、生き甲斐のある人生を送ろうとするなら、「望ましい思考パターンを手に入れ、精神的にのみならず、身体的にも、外的世界にも好影響を及ぼしていこう!」とするのが、食事や運動の習慣に配慮するのと同じように大事なことなのではないか?という切り口で話を進め、「思考の生活習慣病予防の方策」「イノベーション創出の種となりうる、対人スキルとクリティカル・シンキングの両方を磨く場」として、CLPやFQについてご紹介しました。 あなたはどんな印象をお持ちになり、何をお考えになるでしょうか? あなたの「QOLの向上」にとって、何か少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、また次回のニューズレターでお会いしましょう♪

P.S.

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