人財と組織の育成を支援する「合同会社5W1H」のニューズレター

「納得できるように、物事を主体的に変えていく力」を持った人・組織こそが、「意義深い人生を送る能力」を持った人(から成る組織)であり、「贅沢さとは異なる豊かさを享受し、QOL(人生の質)向上を実現する能力」を持った人・組織である

「創造するには執着して、適応するにはさらりとして」…QOL向上のヒント(第202号:最終号)

Send to Kindle ニューズレターの「地の文」でお伝えしたように、「合同会社5W1Hは、2017年9月15日(金)をもって営業を終了」することになりました(詳細はそちらでご確認ください)。 そして本号は、ニューズレター「QOL向上のヒント」の最…

粒を揃えて統合すれば「同質化」、不揃いを統合すれば「インクルージョン」だが…(第201号)

Send to Kindle 今月開催した、「教養醸成の会」という「月に一度の読書会」が60回目を迎えました。毎月休まず続けてきているので、これで丸5年継続していることになります。 私は、「目的に応じて、『本の読み方』は変えるのが良い」と思っており、教養…

「確認」は「頭の柔らかさ」を保つ? 「同化せず協働」を実現する「間主観性」を育む(第200号)

●「今の自分のワーク・ライフ・スタイル」には、「一日三食」が適切なのだろうか? ●「スピード」を重視するあまり、「必要な手間」まで省いてしまってはいませんか? ●「主観」や「客観」を超え、「間主観性」を扱うプロセスを身につける!

相手に寄り添う「方法探し」だけでは、「納得解」は得られない!?(第199号)

Send to Kindle 先日の「4段階コミットメント診断~思考と感情の足並みを揃え、決断軸をより深く扱う~」(※1)では、「『適切に課題を設定する』ことを重視し、【取り組み対象】を丁寧に扱う演習を重ねてきたうえで、無意識ながらも『自己防衛』や『現状…

「交通」と「日常業務におけるコミュニケーション」の類似点は?(第198号)

Send to Kindle 私は「物分かりが悪い」(※1)だけでなく、コンサルタントやコーチ、講師の仕事をさせていただいているにもかかわらず、放っておくと、本も読んだりしない「意志が弱い」ヤツだと自分のことを認識しています。 そこで、「毎月1冊くらいは、…

「『隠れた部分』の吟味プロセス」が「目標設定の成否」を握る!?(第197号)

Send to Kindle 2016年12月2日のFacebookページ記事:「システミック? 『症状・障害の解消』や『弱点克服』を超えて!」の中で、「機械などを扱う仕事と異なり、『思考・感情・行動・環境』が相互に影響を及ぼし合い、『状況や状態の変わるクライアントと共…

こんな形で「人と組織の価値を高める」のが「コーチ」の仕事(第196号)

Send to Kindle 先日、東京から3時間くらいの場所にある企業で、9名向けに和やかな雰囲氣の研修を実施させていただきました。 その昼休み、「今回は質問力の研修で来ていただいていますけど、高野さんって、コーチングもされていますよね? コーチってどう…

働き方?~「ピープル・マネジメント」や「法改正」も踏まえて~(第195号)

Send to Kindle 内閣で「働き方改革担当大臣」が新設されるなど、さまざまなところで「働き方改革」への取り組みが始まっています。 さまざまな「制度」や「仕組み」が報道されることが増えてきている近頃、「セマンティック組織開発」のすすめ~インフラ整…

「最小限の研修」は「戦略の明確化」から!経営陣への質問が重要(第194号)

Send to Kindle そろそろ来年の研修を検討しようと思われている企業も多いようなので、今回は、「時間や費用などの制約があるため、最小限の研修だけを効果的に実施したい」とお考えの、人財育成・組織開発担当者やライン・マネジャー、中小企業の経営陣など…

『組織の活性化』って、『職場が毎日バカ騒ぎ』ってことですか?(第193号)

Send to Kindle 私たちはお互いに、「こう言えば、相手はわかってくれているだろう」と期待し、そう思い込んでいるために、「『丁寧な確認』を怠ったコミュニケーション」を繰り返してしまいがちです。 これに関して、Facebookページでは以前、下記のような…

経営陣に投資して、組織の業績向上!? 社員の底上げより効果大?

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日、ある人財育成担当者Sさんと「○○をうまく利用したら、会社の利益が増えて、コストが減らせて、会社の長期的な体質強化にもつながるかもしれないですね」という話をしておりました。 興…

『教え過ぎ』? こんな経営者・講師は嫌われる!(第191号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日の『コーチング漬け体験』に参加されていたある中小企業診断士の方は、ベテランの方からうかがった話をひとつ共有してくださいました。 それは、「『顧問契約率の高い中小企業診断士』に…

アイデンティティ・アップデート ~『心の運動不足』を解消し、『心の筋力』を高めていきましょう~(第190号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 (地方によっては時期が異なりますが)「お盆」には、身内や近しい親戚が顔を合わせたり、懐かしい友人に出会ったりする方が多いこともあってか、日常の忙しさから離れた状態で自分(および…

『情報過多』&『相互作用が重要』なら、『フィードバック』をうまく活用しましょう!(第189号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 ニューズレター第188号「構えの無い構え:『相手にだけ』変わることを求めていませんか?」では、下記のような話をご紹介していました。 上司だけで部下を育てていては、視野狭窄に陥りやす…

構えの無い構え:「相手にだけ」変わることを求めていませんか?(第188号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 2016年5月16日公開記事 「インクルージョンが能動的でなければ、ダイバーシティは逆効果!?」 -『管理的なダイバーシティ』と『戦略的なダイバーシティ』-『受動的なインクルージョン』と『…

『非所有化・大衆化・非収益化・非物質化…』 の下で4WDになるために…(第187号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 近年着目されているビジネスとして、例えば、「世界最大のタクシー会社は、車両を持っていない」(…Uber)、「世界で最も人氣のあるメディアには、基本的に自身で生み出したコンテンツがない…

『コインは、表だけ、裏だけでは存在しない』ことを意識する(第186号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 2016年4月4日のFacebookページ記事: 「本を買っても、最後まで読まずに次に行く」という「悩み」? では、「本は結構買うけれど、1冊読み始めても、それを最後まで読み終えないうちに、次…

『クリエイティブな発想力 × 粘り強い実行力』&『パフォーマンス × 意味』(第185号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 前号では、『キャリア・デザインに役立つ、個人のスキル獲得』に関心をお持ちの方向けに、『今、自分は何に注力することが望ましい状況を実現するのに有効そうか?』という内容について、弊…

『デジタル化』だからこそ『非認知能力』? 『何に』注力するのか?(第184号)

Send to Kindle 「苦痛を感じていますが、コンピューター・プログラミングを学び始めています。データ・サイエンティストになれたら、食いっぱぐれないかなと思いまして…」 「人材紹介会社の方から、異業種への転職には、こういう道筋を通って、数年かかると…

『21世紀型スキル』は、既に修得済みですか?(第183号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日、ある人々と『21世紀型スキル』について話す機会がありましたので、ニューズレターでも、その内容を少しシェアしようと思います。 『21世紀型スキル』とは? 2009年から201…

『戦略→組織? 組織→戦略?』、経営陣と人財部門の責務とは?(第182号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 前号では、「なぜ『戦略的人財マネジメント』への関心が高まっているのか? 経営陣が『人財部門の戦略』に意識を向ける理由とは?」といった内容をお届けしていました。 そして、終わりの方…

なぜ『戦略的人財マネジメント』への関心が高まっているのか?(第181号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 この頃、人事部に所属しておられる人かのお客様から『戦略的人財マネジメント』や『戦略人事』といった言葉を立て続けに聴いたので、今回はこの辺りについて考えたことを、少し整理してシェ…

なぜ、『コミュニケーション系研修』の『最後の砦』と言われるのか?(第180号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は、ある企業の研修終了後、研修担当者の方から、「『フレームワーク質問力®』は、『コミュニケーション系研修』の『最後の砦』ですね」と言われたことをきっかけに、関係者と話して整理…

プロフェッショナル、スペシャリスト、エキスパート の違いとは?(第179号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は次期『合同会社5W1H流コーチング学習プログラム』の申し込み締め切りが近付いてきたというタイミングということもあり、お問い合わせいただいた『精聴』『協創対話』について採り…

マジックにも思える対話 ~科学とコーチング:線形性から複雑性へ~(第178号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日、ある方と話しているときに、「ほとんどの日本企業は、『組織開発』の部署を持っていない」(※)という話が出ていました。 数日前に、株式会社 産労総合研究所 様のご厚意により公開を…

「『行動定着』を目指した『工業社会』」を超えて;『マネジメント心理学』(第177号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 前号では、Facebookページ記事:『2極化する人事評価』と『コミュニケーションROI』に関して、『人事評価廃止』の切り口からお伝えしていました。 今回は、さらに別の切り口から、『コミ…

『人事評価』に代わるものとは?(第176号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 先日のFacebookページ記事:『2極化する人事評価』と『コミュニケーションROI』に関して、複数の方から類似したお問い合わせをいただきました。 人事評価の件を含む、個々の話題について…

『統合』や『仕組みづくり』にも役立つ 『実務に活かし対話!』(第175号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 今回は、「号外」にてお知らせした、新セミナー『実務に活かし対話!(入門編)』について、図解を用いて、また少し違った視点から補足しようと思います。 「『上司の評価』や『同僚の目』、…

続・「何を管理するのが管理職?」~戦略・戦術と知性の種類編~(第174号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 ちょうど一年くらい前、Facebookページ記事:何を「管理」するのが「管理職」?では、次のような内容について書いていました。(今回のニューズレターで、図表1を新たに追加しました。) (…

テクノロジー×キャリア; 病院×AI×ホスピタリティ(第173号)

Send to Kindle こんにちは、合同会社5W1Hの高野潤一郎です。 Facebookページ記事:あなたの熟練度、習熟度は? では. . . . 「傾聴」レベルのコミュニケーションで止まっていては、ビジネスにはほとんど役立ちません。 「相手の意見を鵜呑みにし、相手…